施設により全く異なります

・認知症に対応した介護施設はあるか。
リハビリが充実した介護付有料老人ホームはあるか。
など様々な要望があります。

介護保険制度が施行されてから、制度自体も見直されてきましたが、施設もかなり変貌を遂げています。

最初は豪華な介護付有料老人ホームが開設され、それはバブル期やその時に計画されたものが多く、お元気なうちに入って、介護になっても安心ですよというコンセプト。

更に施行されてからは、社員寮を売り払う企業が多かったことを背景にして、居室にはトイレと洗面だけを備え付け、一ヶ所の食堂や大浴場のみ備えている所などがありました。

その後は、現在と同様で、土地のオーナーが借主の意向を受け、図面決定、建築会社を決めて建て、土地と建物を一括で貸すリースバック方式で介護付きが全国に広がりました。

最初の頃の社員寮の改修では、廊下幅も狭く、建物も古さを感じる箇所があったりなど、いかにも改修しました感が出ていました。新築で建てられた建物とはかなり差を感じましたが、その頃は建物よりも預かってもらえるだけでも良いといった風潮だったのかと思います。

現在は、各社が工夫して木造で立てて暖かみをだしたり、南国風、欧風、和風、ホテルっぽいものなど、差別化を打ち出そうと必死になっています。内容の関しても、看護師を日中だけでなく24時間配置したり、リハビリの専門職を雇用したりなど、特色 を出そうとしています。

閉じこもりではない生活

介護付有料老人ホームは、包括的な介護を行う契約となっていますが、実際の細かい料金設定は各施設に委ねられています。
外出の支援、特にお散歩や通院の付き添いといった部分は、有料サービスとなっている所がほとんどです。
施設に入居してしまうと、家族が連れ出さない限り中々外出の機会はありません。

介護付有料老人ホームの中には、初詣や花見といった時期には連れだす所も多くありますが、日常的に外出するかと言われれば中々実施されません。
民間の施設なので、サービス業という意識があるのでまだ外出イベントがたまにありますが、これが特養やグループホームとなれば更に機会は減ります。
特に特養は寝たきりなどの重度の方がほとんどであり、職員もぎりぎりの人数で運営されている為、致し方ないのかもしれません。
介護付有料老人ホームでは、最近お散歩に連れ出してくれる所も少しずつ増えてきているようです。

家族がそれ程頻繁に面会に行けない入居者は特にですが、施設内の狭い世界に閉じこもっている生活では健康ではいられないと思います。 いくらカロリーや栄養を考えられた食事が提供されようと、たまに行われるレクリエーション活動があろうと、外の世界を知らずに生きる事ほど刺激がない無味乾燥な生活はあるのでしょうか?

民間の各介護施設には、更に頑張って欲しいと願うばかりです。

毎日食べる食事の味を確かめる大切さ

最近では、介護付き有料老人ホームが増えました。
規模や価格帯も様々です。
その中から、どこが自分に合っているのか見つけるのは大変な作業になります。
「終の棲家」となるので、慎重になるのは当たり前です。
まずは、気になる有料老人ホームを見つけたら、見学会を行っているか調べてみてください。
ご家族がいる場合は、一緒に見学していただくことをオススメします。
お友達がいれば、一緒に行ってみるのもいいと思います。

もし、可能であればお部屋の見学はもちろん、食事も食べてみてください。
食事は毎日摂るので、重要なポイントになります。
自立型のお部屋だと、キッチンが付いていてお食事をご自身で作ることができることもできますが、多くの方は食堂で食事をとります。
皆さん、買い物や片付けのことを考えると、食堂で食べる方が気持ち的にも体力的にも楽なようです。
ですから、食堂の雰囲気や味はとても大切です。
見学の際には、ぜひお食事を召し上がってみてください。

転倒して起き上がれず入所を決意

私の祖母は、一人暮らしをしていました。
高齢なので、ちょっともしもの時のことを心配して介護付きの施設に入所することを勧めてきたのですが、どうしても一人で生活できる時は一人でしたいということで親族が見守る形になりました。

しかし、あるとき転倒したことをきっかけに起き上がることができずに困り、施設への入所を希望するようになったのです。
私たち親族としても、そのほうがいいと思っていたし、本人がその気持ちになることを望んでいたので、早速入所先を見つけることに。

そして、介護付き有料老人ホームに入所することになりました。
そこは、3食食事付きで血圧が少し高い祖母のために、看護師さんが血圧測定を毎日実施してくれるようになっています。
また、トイレではコールがついているので、起き上りが難しい時などに介護士さんを呼ぶことができるのです。

入浴の際も、危険なことがあるので見守りという形をとってくれていました。そのため、とても安心して暮らすことができています。

祖母が倒れ、急遽老人ホームを探すことに

祖母は祖父が亡くなってからずっと一人暮らしをしていたのですが、いきなり倒れてしまい、急いで24時間介護士のいる有料老人ホームを探すことになりました。
というのは、祖母はかなり頑固な人で、「私は1人で大丈夫だから」と言い続けていたのです。
最近では、安否確認等をするために様々な道具も販売されていますが、祖母はそのような物も嫌がりました。
そのため、適宜私の父が祖母に電話をしていたのですが、やはり忙しい時などはなかなか電話をすることもできなかったのです。
私の母と祖母の関係は冷え切っていましたので、母が電話をするという事は考えられませんでした。
そこに警察から連絡があり、祖母が倒れていた、病院に運ばれた、と言われました。
祖母は完全に動けない状態になっており、そのまま介護付有料老人ホームを探さなければいけなくなってしまったのです。
もう家には戻れないほど体が弱っていたと聞きました。
まさに青天の霹靂でした。お年寄りには何が起こるかわからないということを痛感した出来事です。
元気だから大丈夫などと思っていてはいけません。

いつ何が起こっても良いように、普段から情報収集をすることも大切です。自体は、他の病気の併発でもない限りはそれなりに対応がしやすいからこそ、介護付有料老人ホームでも受け入れる事が増えているのです。

介護付有料老人ホームにおける特徴

介護付有料老人ホームは、名前の通り介護保険を使うことができるタイプの施設ということになります。
そして、介護をしてもらうことができます。
そして、一般的に65歳以上の高齢者が入居条件です。
つまりは、それ以下であれば基本的には入ることができない、という可能性が高いわけです。

また、介護付有料老人ホームは大きく三つに分けることができます。
それが自立型と介護専用型と混合型になります。
これらによって入居の条件もかなり違ってくることになります。
自立型は入居時点において要介護認定に該当しない、ということが条件であったりします。

しかし、介護付であるからこそ、ということがあるのもまた事実であり、そこに大きな特徴があるということでもあります。
認知症の人も受け入れ可能な施設となっていることが多くなっています。
認知症自体は、他の病気の併発でもない限りはそれなりに対応がしやすいからこそ、介護付有料老人ホームでも受け入れる事が増えているのです。

介護付き有料老人ホームは手厚い介護がウリ

老人介護施設には特別養護老人ホームのように公的な施設もありますが、それよりも多いのは介護付き有料老人ホームです。
これは、民間事業者や医療法人によって運営されている施設のため、費用もサービス内容もまちまちです。
さらに、特養よりも利用の費用は高額である場合がほとんどなので、万人向けのサービスでは無いと言えるかもしれません。

介護付き有料老人ホームは、入居を希望すればほぼ順番待ちをすることなく即入居可能なのがメリットです。
また、ケアスタッフ1人につき担当する入居者の数は少人数となっているので、きめ細かいケアサポートが受けられるというメリットもあるのです。
ですから、利用費用が高い分、クオリティの高いケアサービスが受けられると言っても良いでしょう。

有料老人ホームの場合、一時入居金がある場合と無い場合があったり、料金体系も細かく分類されており、利用者のニーズに合う入居プランから選択することができるようになっています。
ですから有料老人ホームは高額だからと最初から敬遠するのではなく、数多くの施設から情報を取り寄せて比較検討すると、割とリーズナブルな有料老人ホームもあるので、諦めずリサーチしていくことをお勧めします。

介護付き有料老人ホームの探し方のコツ

これから介護付き有料老人ホームを探すという人もいるかと思います。
ですが、いざ探すとなると思った以上に大変で嫌になります。

なぜなら、介護付き有料老人ホームというのは需要があるため人気だからです。
それで私も介護付き有料老人ホームを探して、かなり苦労したというのがあります。

ですが、それも探し方を工夫すれば意外と簡単に見つかる事があるので注意して探すのがおすすめです。絶対にやってはいけないのは何の情報もなしに適当に施設を探す事です。

そんなことをやっていても、メジャーな施設しか見つからない事があるので気を付けないといけないです。私も最初はネットで探して見つかる施設だけで判断していました。

それでは誰もがそこの情報に辿り着くのでそれではダメです。ネットで探す時代だからこそ敢えて人から聞いて探すのがベストです。そこから、全く知らなかった介護付き有料老人ホームが見つかる事があります。

特に最近できた施設でなく、昔から地元にある介護付き有料老人ホームがないか探すのが良いです。

介護付き有料老人ホームとは異なるデイサービス

私の母親は、要介護支援が必要な状態で、毎日、保健センターの隣にあります、100年記念館と言う地元のお年寄りに対して介護をする施設でありますデイサービスセンターに通っております。
そこでは、毎日社会福祉法人の職員の方が朝必ず介護タクシーでお迎えにきてくれます

そして、お年寄りを送迎する形で、100年記念館まで連れて行って頂き、帰りは、4時辺りに戻ってきてくれると言う形です。
100年記念館での介護サービスの内容としましては、高齢者全員の方々が一同に集まってのお遊戯会として、歌をみんなで歌ったりお散歩をしたりもします。
更に、日和の良い天気の良い日には、みんなで100年記念館の周りを一周したりしてお散歩に出かけます。
お散歩から帰ってきた後は、入浴支援と言う形で入浴の介助をしてくださり、そして、夕方には、車に乗せて頂き、帰宅してくると言う流れになります。

このような状況で非常に母親が元気になったような気がします。やはり多くの同世代の方々と触れ合える場は非常に重要であると思いました。

介護付き有料老人ホームで夫婦生活

年老いた母が、脳卒中で後遺症の残った父の介護をしているのを見て、介護付き有料老人ホームへの入所を勧めました。
父は歩行が不安定であり、誰かが横に付き添っていないと転倒してしまう可能性が高く、トイレに行くのも見守りが必要な状態でした。

母は気持ちは元気でしたが、腰を痛めていたので立ったり座ったりすることが辛く、父について回るのが大変そうでした。
でも、母にべた惚れで一緒に過ごすことができないとダメな人だったので、思いきって夫婦での入所をすすめたのです。

母は腰が悪い程度であったし、介護認定を受けていなかったので一緒に入所できるか心配でしたが、父のケアマネージャーさんに相談して、母も介護認定を受けて要支援1と認定をもらい、入所することができました。
困ったことは、夫婦で入所できる二人部屋があるところが意外と少なかったことでした。

二人部屋は一人部屋に比べてどのホームも数が少なく、空きがなかったのです。
結局、ホームに入所するのに1年近くかかりましたが、なんとか入所できました。
夫婦二人で老人ホームに入所したい場合は、早めに検討し、申込をすることが大切なのだと私達夫婦も学びました。